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かぐや様は告らせたい9巻のかぐや様もお可愛いこと

かぐや様は告らせたい9巻を読みました。 いやー、最新巻のかぐや様もあいかわらずお可愛いこと

9巻の主役は石上会計。 石上会計の過去が描かれ、 体育祭を通してそれを克服する様に涙します。

しかしそれはあくまで本編の話。 かぐや様は告らせたいという漫画は、 本編と並行して進む他愛もないお話が、 どうしようもなく面白いのです。 特にかぐや様がアホになられるお話は最の高です。

9巻では、かぐや様は告らせたいのもうひとりの主人公である生徒会会長白銀御行、その父親が出てきます。 お怖いい目をされている白銀父ですが、その性能は素晴らしく、かぐや様を芸術的なアホにしてくれました。 白銀父に白銀御行のことが好きなのかを聞かれたかぐや様は、はーさかさんがあきれるくらいにお可愛かった。

白銀父の言う通り、それはもう言ってるようなものです。 実はこの時点でかぐや様は白銀父の正体を知らないんです。 「会長の悪口を言う、目つきが悪いけどなぜか安心するおじさん」くらいにしか思ってません。 会長の悪口を言われたまま黙ってはいられないかぐや様。 弁明のため、会長のいいところ(好きなところ)を知らず知らずのうちに白銀父に説明するのです。 そしてこのお話のオチは、かぐや様が散々会長をべた褒めした後、かぐや様が目つきの悪いおじさんを白銀父と認識すること。

白銀父を認識したかぐや様は絶望的に頬を染めます

必死に平静を装うかぐや様は絶望的なまでにお可愛い。 ヤンデレみたいでいっぱいしゅき。

それとこれは別にどうでもいい話なんですが、 9巻には、 何回でもシコシコして良くてでも最低一回はシコってしなきゃいけないゲームを遊ぶお話が掲載されています。

のっけからこれですよ。 藤原書記の純粋な笑顔が眩しい。 冒頭のインパクトが強すぎて、石上会計の成長が霞んでしまいます。 かぐや様は告らせたいはやっぱりコメ寄りのラブコメだったんですね。 安心しました。