ウィッチクラフトワークス11巻もやっぱり愛が重くてニヤニヤが止まらない
ウィッチクラフトワークス11巻を買いました。
最新巻は姫様と多華宮君の出会いに焦点を当てた内容。 要するに、どうして姫様は多華宮君に惚れたのか。 それが明かされる巻です。
死にかけの姫様のために あっさり自分の命を差し出す多華宮君のイケメンっぷりがやばいとか、 そりゃ姫様も惚れるわとか、 そういうことを言わなきゃいけないよねとは思うんですが、 それ以上にこの巻で私が特筆すべきだと思うのは、
相変わらず、姫様と妹の多華宮君に対する愛が重い。
これに尽きます。
まずは妹から。
姫様の多華宮君に対する異常な愛(ストーカー疑惑)を感じ取った妹。 妹はその証拠を見つけ出そうと姫様の部屋を探ります。 さっそく見つけたのが多華宮君観察日記ボリューム1053。 日記を開くと案の定、多華宮君の行動が日時細かに記録されています。
妹「貴重な情報だわ」
この資料が姫様のストーカー疑惑を明らかにする重要な証拠なのは確か。 しかし、吹き出しの端っこに書かれているこのセリフ。 これが妹の本心なのも明らかに確か。 おかしいよこの妹。
お兄ちゃんに見せるべきと同伴していたケモミミに詰め寄る妹。
ケモミミ「その程度でひいてたら」
ケモミミの冷静なツッコミに笑った。 でも気づいてないよこの妹。 「なんでよ!!!」のツッコミ一つで片付けちゃったよ。 やっぱおかしいよこの妹。
だから気に入った。
その後、ハンカチを見つける妹。 躊躇なく嗅いでお兄ちゃんの私物だと確信。
そして、想像力を働かせる妹。
あり得ない(あり得る)
妹も妹だけど姫様も姫様だよ。 だから気に入った。
次のコマがこれってどういうことだよ…。
畳み掛けるにも程があるよ…。妹の愛が重い。
そして姫様の部屋に不自然な地下室を見つけます。 その地下室で見たものとは…
えぇ…。
魔女なのに吹き矢って、えぇ…。
まあ、過去編という重い話が続いた後の清涼剤ですよ。 なんてことはない、長く続いた緊張をゆるめるためのギャグ回だった、というわけですね。 めでたしめでたし。
翌朝も、また元気な妹が見れて私は幸せです。
しあわせです。(にっこり)
ああ、妹に夢中で姫様のお話を忘れていたよ。 姫様の愛の重さについてのお話を。
姫様が地下室に溜め込んでいるもの、それは10巻で明らかになってますが、まあ多華宮君の写真(隠し撮り)ですよ。 妹の想像もおそらくほぼ事実。やってることはやっている。そういうヒロインなんです、姫様は。何食わぬ顔で、多華宮君のフォーク(使用済み)を集めたり、ストロー(使用済み)を盗んだりするヒロインなのです。 でも姫様の愛はそんなものじゃ収まらない。
ラブがコメってやがるぜ…!
妹にこれができるか? 否! これが妹とのヒロイン力の差ってやつか…!
そんなこんなでまとめです。
ウィッチクラフトワークス最新巻はいつも通り、 姫様と妹の愛が重い、いや、大きすぎてニヤニヤが止まらない、素晴らしい一冊でした。
ウィッチクラフトワークス(11) (アフタヌーンコミックス)
- 作者: 水薙竜
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/08/07
- メディア: Kindle版
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