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プログラマーは頚椎のストレッチを義務化しろ

2019/06/03 ストレッチの目的を追記

頼むから聞いてくれ!

プログラマーは目のストレッチをするべきだ。 なぜか。プログラマーは目を動かさないからだ。 断言する。プログラマーが最も動かさない筋肉は目だ。 首や肩の凝り、頭痛に悩んでいるなら目を動かせ。 あなたに足りないのはそれだけだ。 少なくとも私にとっては百薬の長だった。 上記は間違いだった。プログラマーに必要なのは目のストレッチではなく、頚椎のストレッチだ。 正確には頭と首をつなぐ2本の頚椎。これを正しく使うためのストレッチだ。 この2本の頚椎は首を動かすための重要な部品だ。(頚椎で部品というのも変だが) プログラマーはずっとパソコンと向き合っている。時間に追われて、目も首も動かす暇がない。 頚椎部分は7本の骨である。 頭とつながる部分から数えて、2本の頚椎は首を動かすために使われる。 残りの5本の頚椎は2本の頚椎をサポートする働きをする。 2本の頚椎が首を動かす。 5本の頚椎が2本の頚椎をサポートする。 5本の頚椎を動かすために、首や肩の筋肉を必要以上に働かせる。 この流れが肩こり、首こり、頭痛につながる。 つまり、普段から2本の頚椎を意識することができれば、これらの症状は緩和できる。

目の筋肉が凝っている、のではなく首の付け根が凝っている

足を上げるとお腹に力が入る。 手を握ると二の腕に力こぶができる。 筋肉は連動している。 体の部位を動かすと、体全体が連動する。 目の筋肉は頭と首の付け根(2本の頚椎)と強く連動している。 頭と首の付け根の部分こそが、肩こりにつながる不調の原因である。

頭と首の付け根は、意識して動かすことが難しい。 一日中モニターを覗いているプログラマーはこの部分が緊張している。 だから目を動かせ。 目を動かすことが、首の付け根をほぐすために、一番効果的な方法だ。

目のストレッチ、ではなく目を動かして2本の頚椎をほぐす

簡単なストレッチを記載する。 思い出したとき、リフレッシュしたいときなど、自分の好きなタイミングでやってほしい。 ここに書いている方法を気にせず、自分に合った方法を探してみるのもいい。

ただし、ここだけ気をつけてほしい。 意識するのは目の筋肉ではなく、2本の頚椎であること。 ストレッチの目的は、目を動かすことではなく、首を動かせる状態にすることだ。

目を上下に動かすストレッチ

  1. 背筋を伸ばす。頭はまっすぐ前を向くように。
  2. 目を上に動かして5秒待つ。
  3. 目を下に動かして5秒待つ
  4. 2と3を5回繰り返す。

目を左右に動かすストレッチ

  1. 背筋を伸ばす。頭はまっすぐ前を向くように。
  2. 目を右に動かして5秒待つ。
  3. 目を左に動かして5秒待つ
  4. 2と3を5回繰り返す。

目を動かしたときに頭と首の付け根がぎちぎちなって、なおかつ気持ちがいいと感じるならそのまま続けていい。 それは凝り固まった筋肉がほぐれていく音だ。 それを体験できるのは、最初のうちだけ。 音が鳴らなくなったら、肩こりも首の凝りも頭痛も消える。 頚椎の筋膜リリースだ。

おわりに

この頚椎のストレッチを実践して、長年の悩みが消えた感動でこの記事を書いた。 冒頭で百薬の長といったが、あくまでも私の場合はだ。 だけど、皆様にもこれだけで肩こりや頭痛が解決するかもしれないのだということを伝えたい。 頚椎のストレッチ。選択肢の一つとして覚えておいてもらえると嬉しい。